コラム

改名手続、改姓手続について、家庭裁判所の裁判例や戸籍先例などを要約、紹介する投稿の一覧ページです。最近の裁判例、先例から昭和初期の改名、改姓の重要な裁判例、戸籍先例等を紹介しています。

改名・改姓の手続と正字、誤字や俗字の関係の戸籍の訂正申出の手続

本の画像

戸籍に記載されている氏名の漢字で、「誤字・俗字」という言葉を聞いたことはありますか?本来、正しい漢字で記録されるべきこせきですが、紙で保管していた時代の誤記が現代にも残っています。この場合、戸籍の先例では、簡単に正字に訂正することが可能です。

何回も短期間に同じ理由での改名の手続を家庭裁判所に申立た場合

家の模型

改名の申立をしたところ、正当な理由がないと家庭裁判所に不許可とされる場合もあると思います。どうしても名前を変更したいので、同じ理由で何度も名の変更の許可の申立をしてしまうと、それ自体が許可をしない理由になります。許可されなかったときは、原因を分析して、その原因を取り除くか、通称を理由に改姓の手続をしなければなりません。

戸籍の種類と戸籍に記載される改姓、改名の記録の内容の解説

若芽の画像

戸籍には種類があります。全員分の全部事項証明書(戸籍謄本)、一部事項証明書(戸籍抄本)という分類、現在の戸籍、除籍、改製原戸籍という分類もあります。戸籍全体の情報を表示する戸籍事項欄、戸籍の中の個人ごとの情報が表示される身分事項欄があります。また、改名や改姓の戸籍届をすると、戸籍には改名・改姓をしたことが記録されます。

名前の変更・氏の変更の効力発生日と、創設戸籍届、報告的戸籍届

電球の画像

戸籍の届出は、創設的届出と報告的届出の二種類に分類されることがあります。創設的届出は届出を市区町村にすることで効力が発生します。報告的届出は、出生や死亡等、既に起こった事実を市区町村に届け出るものです。名前の変更、氏の変更の届出も家庭裁判所の許可を得るので裁判の日付で効力が発生するのでしょうか。

赤ちゃん、幼児の改名手続と手続あたっての注意点

赤ちゃんの画像

出生届を提出した後、なんらかの事情で赤ちゃん、幼児の名前を変えたくなる、変える必要が生じるという方は多いです。赤ちゃん、幼児の名前は、簡単に改名することができます。しかし、いくつか慎重に考えなければならない注意点もあるので、この注意点を説明しながら、赤ちゃん、幼児の改名の手続を説明します。